リーンゲインズダイエットは、欧米では知られていますけど日本だと少し誤解があるみたいです。
私も、リーンゲインズダイエットを実践する時に情報が少なくて苦労しました。
『Xメン』シリーズのウルヴァリンで知られているヒュー・ジャックマンもリーンゲインズを実践してあの強靭な肉体を手に入れています。
ここでは、そんなリーンゲインズの正しい知識を分かりやすく解説していきます
リーンゲインズダイエットの概要
リーンゲインズとは、簡単に言いますと1日のうちで8時間(女性は10時間~12時間)の間にしっかりと食事をして残りの16時間(女性は、12時間~14時間)は何も食べないダイエット法のことです。
女性の方が少し制限が緩いのが不思議なんですよね~。ホルモンバランスのコトがあるんですが、今日はその話はなし。
リーンゲインズは、スウェーデンの栄養学研究科のMartin Berkhan(マーティンバークハン)氏によって考案された方法です。
そんな、マーティンバークハン氏も実践されていてそのビフォーアフターも彼のインスタで紹介されています。
●ゲインズ = 筋肥大・筋力アップ
つまり、肉体改造方法を伴うダイエットのことをリーンゲインズダイエットと呼びます。
なので、本来は
●ウェイトトレーニング
の2つがセットになっていることが必要なんですね。
「え!!ウェイトトレーニングなんて聞いてないよ!」
と言う方もいるかもしれません。
安心してください^^
無理にウェイトトレーニングをする必要はありませんので。
まあ、ウェイトトレーニングをする方がベターではありますが、やらなくても効果はあります。
どうしても詳細な説明が欲しいと言うことでしたら、リーンゲインズメソッドという書籍があります。
英語版のみですけど興味がありましたら購入してみるのもアリかもです。
ただ、ほとんどの人はそんなに細かいことを知る必要はありません。
リーンゲインズダイエットって何?と聞かれたら
16時間のプチ断食とウェイトトレーニングを組み合わせたダイエット法だよって覚えておけば十分です。
やるべき事がとってもシンプルなので、実践しやすいですよ^^
8時間ダイエットとは違うのか?
リーンゲインズダイエットは、16時間の何も食べない時間がポイントになります。
8時間以内の食事と16時間の断食時間
・女性の場合
10時間~12時間以内の食事と12時間~14時間の断食時間
日本では、「8時間ダイエット」とか「16時間ダイエット」とか「朝食抜きダイエット」みたいな言葉だけ先行しちゃってますよね。
何を言いたいかと申し上げますと、8時間のうちならどんなものでも無制限に食べても良いみたいな印象を持っている人がものすごく多いんです。
詳しい食事法やカロリーについては、別項に解説しています。
絶対に覚えてほしいことは、8時間以内なら甘いものを沢山食べても大丈夫とか好きなものを好きなだけ食べても大丈夫なんてことは絶対にないと言うことなんです。
リーンゲインズダイエットは、「好きなものを好きなだけ食べられる!」なんて言っているユーチューバーさんやブログも多々見かけますが、多分実践していないんじゃないかな?
健康的に痩せるには、正しい食事とカロリーがあるので注意してくださいね^^
ちなみに、8時間以内ならその中で食事の回数は自由に設定して大丈夫です。
私は、8時間のうちで3回の食事をして後はプロテインを補食にしていました。
詳しいことは、リーンゲインズダイエットをやってみた体験談に食事内容と共に紹介しているので参考にしてみてください。
色々な時間を試してみましたが、13時~21時の8時間を食事可能時間に割り当てるのが一番しっくりきました。ちなみに、あまり厳密に8時間を守らなくても大丈夫ですよ^^
9時間になっても大丈夫です。夜勤の方やシフト制の仕事をされている場合は他の時間帯もありかもしれません。ご自身のしっくり合う時間帯を見つけてみてください。
どんな食事や飲み物が良いの?
厳密に食事管理をしようとすると混乱します。ここは、あまり難しく考えないで普通のメニューで大丈夫ですよ^^
ポイントとしては、3大栄養素となるPFCをバランスよく摂取することです。
・脂質(Fat)
・炭水化物(Carbohydrate)
どの栄養素をどれくらい摂取る場良いかは、別ページにて詳しく説明しています。
ここで、覚えてほしいことはしっかりと栄養とカロリーを摂取する必要があることなんです。
ダイエットだからって、カロリーを極端に制限すれば良いというものではありません。
無理なく健康的に痩せるにはしっかりと食べることも大切なんですよ^^
どうです?なんだか、やれる気がしてきたでしょ!
そして、リーンゲインズダイエットをやらなくても普段の食事ので一つだけ気をつけて頂きたいコトがあります。
意識してタンパク質を多く取りましょう!
実は、日本人は炭水化物は多く取りがちですけどタンパク質は足りてません。
意識して多く食べても、まだまだ足りない位なんです。
お肉食べるのが苦手でしたら、プロテインを水に溶かして飲むでも大丈夫です。
タンパク質は腹もちが良いので間食しなくても平気になります。
この辺の話は、後々詳しくしていきたいと思います。
また、16時間の断食時間と言っても飲みモノはオーケーです。
ただ、カロリーがある飲み物はダメです。なので、水、コーヒー、紅茶、お茶などの水分は積極的に摂りましょう。
水分不足は、便秘の原因にもなります。目安として、1日に2.5リットルの水分をこまめに摂るように心がけましょう。
メリットやデメリットは?
リーンゲインズダイエットをして痩せる以外にどんなメリットがるか気になるところですよね。
では、実際に私が体感したメリットをまとめたいと思います。
・便通が良くなる
・睡眠の質が向上する
・頭がスッキリする
・集中力が上がる
・空腹感がなくなる
・リーンゲインズを止めた後もリバウンドしない
・健康的な食事に切り替わる
これ、実際にやってみると本当に実感出来ることばかりですから!!
特に、お肌が見る見るうちに若返ってくるおは驚きでしたね。
16時間の断食タイムで内臓がしっかりと休むことにより、腸内環境が改善されて全てが好循環になるんだと思います。
よく、16時間も何も食べないなんて出来ないって言う方もいらっしゃいます。
でも、意外と大丈夫ですよ~。
リーンゲインズダイエットを始めて3日くらいすると空腹感が不思議となくなってきますから。
さらに、頭もスッキリして集中力も向上して仕事の効率も上がります。
リーンゲインズダイエットをしてから、痩せる以外にも色々なメリットが多くて嬉しかったです。
リーンゲインズダイエットを止めてもリバウンドすることなく体重はキープできています^^
なので、リーンゲインズダイエットをして感じたデメリットはありませんでした。
正しい方法で実践すればダイエット成功だけでなく色々なメリットもあるのが嬉しいですね。
特に、女性はリーンゲインズダイエットやった方がいいと思いますよ^^
カタボリックは起きるのか?
筋トレしながらリーンゲインズをする方は、カタボリックが気になるところですね。
カタボリックとは、筋肉分解のことです。
つまり、体重を落とすのは良いけど筋肉量が落ちることを心配されるのは当然です。
結論から申し上げますと、心配する必要はありません。
私の場合、基礎代謝に必要なカロリーのみを摂ってリーンゲインズダイエットをしていました。
その上で筋トレをしていました。
筋肉が減るところか、むしろ筋力が向上した実感がありました。
筋トレをしていると、体は筋肉に十分な栄養を届けなければならないと判断して食事の栄養素で足りなければ体脂肪を分解して栄養を届けるようにしているんだと思います。
もし、摂取カロリーが極端に少ないようならカタボリックが発生するかもしれませんが基礎代謝とイコールのカロリー摂取であればそれほど心配する必要はないと思います。
筋トレしないといけないの?
「16時間の食べない時間(プチ断食)+ウェイトトレーニング」を基本的にリーンゲインズダイエットと呼んでいます。
なので、基本的に筋トレをした方がベターです。
でも、ウェイトトレーニングなてしたことないとかジムに行く時間がないと言う方も多いと思います。
ご安心ください。ハードなウェイトトレーニングをしなくても大丈夫です^^
ただ、色々な意味からもちょっとした筋トレをした方が良いのはベターです。
筋肉をつけておくと色々なメリットがありますよ。
家でも出来る簡単なトレーニング法を、「リーンゲインズと筋トレ」というカテゴリーにまとめてあります。
理想の体型になる近道ですので、軽い気持ちで少しだけ試してみてください。
テレビ見ながらでも十分出来る範囲ですから^^
結局痩せるの?
リーンゲインズダイエットは、男性でも女性でも正しい方法で実践すれば健康的に痩せることが出来ますよ。
年代なんて関係ありません。
どのくらいの期間やればいいの?ってよく聞かれますけど、出来れば2週間やってみることをオススメします。
体と相談して、無理そうなら1週間でも大丈夫です。
16時間何も食べないことが習慣になって何年も続けている方もいらっしゃいます。
この辺は、体質にあっている場合は良いかもしれませんね。
リーンゲインズはどのくらいの期間続けるのが良いかは、人によって言うことがバラバラなんです。
私の場合は、2週間で一区切りを付けたので2週間続けることをオススメしています。
いずれにしましても、リーンゲインズダイエットはメリットが沢山あるので一度は体験してみると良いと思います^^